− ピアノ講師 −
カールマン・ドラフィ
Kalman DRAFI
1955年ハンガリーのブダペスト生まれ.リスト音楽院教授.14際でリスト音楽院に入学し、19歳で卒業.直ちにモスクワ音楽院に留学、ベラ・ダヴィドビッチの元で研鑽を積み、1976年に帰国後、21歳ですでにリスト音楽院で最年少で教鞭を執る.ベヒェール、カドシャ、ラードシュ、クルターク、ミハーイ等歴代の教授に指示し、またハンガリーの名女流ピアニスト、アニー・フィッシャーの薫陶を受けた数少ないピアニスト.ハンガリーをはじめ、ザンクト・ペテルブルグ、ボストン等の多くのオーケストラと共演、小林研一郎、小澤征爾とも共演している.ヨーロッパ各地・日本でリサイタル.レコーディングも録音多数.神戸女学院大学の客員教授、東京芸大他でのマスタークラスに招かれ、確実なテクニックについてのアドヴァイスや音楽的なレッスンには定評があり、継続的に日本でレッスンを実施している.1971年と76年のリスト=バルトーク国際ピアノコンクールにおいて特別賞受賞.2002年にはリストのピアノ曲に関する学位論文で博士号を得る.現在、リスト音楽院ピアノ科の主任教授として、世界各地の音楽院との連携事業や、音楽院の改革に取り組んでいる。同時に演奏活動も活発に行っている。